じゃがいも日記

母に顔がジャガイモに似ていると言われましたので

2018-01-01から1年間の記事一覧

方法としてのアイデンティティ

アイデンティティとは何か、問い続けてきた人生だった。 日本社会で日本国籍をもたずに生きてきた私は、物心がついたときから、むしろ、マジョリティとして生きる感覚がわからなかった。 「日本語が上手だから、ほとんど日本人みたいなもんだね」「なんで、…

セクハラは成立しうるのか。SWについて考えて飛田に行ってふぐを食べてきました

女性学研究会で、当事者によるセックスワーカー支援団体SWASH代表の要友紀子さんがお話してたので、大阪まで来ました。三連休でホテル取れなかったけど、前日はレポートでろくに眠れなかったけど、深夜バスで当日も眠れずのコンディションだったけど、来た甲…

永遠の愛と結婚の関係

愛があるか、ないか問われるとき、「あると信じるからある」と答えています。 永遠の愛があるか、ないか問われるとき「結婚するからある」と考えています。 まずは、「愛」について考えてみましょう。 愛や友情は、国家だったり資本主義のように、実体はない…

セックスワーク(売買春)をどう捉えるかってことを最近ずっと考えています。

毎日なにをしているかというと、12月1日締め切りで、セックスワークに関する研究レポートか、書評を書くために色々と読んでいます。 といっても、青山薫『セックスワーカーとは誰か――移住・性労働・人身取引の構造と経験』(2007)とSWASH(Sexual Work And Se…

私のクレカなら何枚でも取ってくれ。なんなら、他の観光客のも一枚くらいとっちまえ。

さらっと書いたのですが、帰国3日とか4日前にクレカを盗まれたんですよ。 ATMでお金を降ろしたところから多分、つけられていたんでしょうね。 ホステルに直帰する予定のところを、あまりにも天気が良くて、少し汗ばみつつも、初夏の風はまださわやかで、駅前…

船に乗りたかったし、馬で駆けたい人生だった。あと、カジノで勝った話。

ニューヨーク留学が終わり、ヨーロッパ放浪の手始めとして向かったはずのロシアにそのまま約2か月滞在して、昨日、日本の地元に帰ってきました。 (注:この記事はしばらく下書きに放置されていました) ロシアのサンクトペテルブルクにいる間、ネヴァ川を…

取り急ぎ近況報告と最近の心境

ってどこの芸能人ブログって感じですけど。 そろそろ、書かないと、このまま一生お蔵入りしそうだったので。 本当は、いろんなことを書きたいのですが、内容が満載すぎてなかなか筆が進まず…。(だいたいのことはTwitterで呟いてます) ってことで、今日はリ…

もらった優しさよりほんの少し多めの優しさをもって生きたい

先日、22歳の誕生日を迎えました。今よりもっとこじらせていた時期を知っている友人にしみじみと「22歳だなんて信じられないね…」と言われましたが、本当にそれな。律儀に6回も祝ってくれてありがとね。私が時々忘れるのはごめんね。笑 低気圧の頭痛と…

あまり大したことのない留学感想(2018年2月)

今年のグラミー賞最優秀ポップパフォーマンス部門でエドシーランのShape of youが選ばれた。デビュー当初のアコースティックサウンドから、流行りのエレクトロダンスミュージックに見事転進しファン層を広げた、間違いなく現在トップアーティストのうちの一…

そんなに大したことのない留学感想2(2018年1月のFB投稿)

家探し、遊びに来た家族のホスト、冬休み期間中の授業、と東奔西走していた生活が少し落ち着いたタイミングで、ここまでの留学の感想をちょろっと。 インターネットが一般に普及する少し前であろう時期に、単身NYCに乗り込んできた、ある女性のサイトをこの…

韓国生まれ日本語ネイティブ貞操観念低めレズはベジタリアンになりました

今日は、私が「あ、ベジタリアンになってみようかな」って思った理由(FBに書いたやつ以外)を書きます。 食事に関して悩むのに疲れたから かつて、『選択の科学』という本を読んだことがあって、私の行動の指針にもなってます。かいつまむと「選択肢が多す…

エドシーランを自然と口ずさめるようになったこと、一人で立てるようになったこと

私の家に置いてあった元カノの荷物を返し終え、帰京する夜行バスの車窓から眺めた、首都高の入り口のビル群を忘れない。痛いほど強烈に、自分の青春の終わりを感じるとともに、「東京は愛せど何もない」という歌詞の意味をぼんやりと考えていた。 一年がたち…

留学に行って「自分の国のこと知らなかった」って反省する奴が大嫌い。これは、本当に嫌いな部類の大嫌いなんだ

いや、知っとけよ、と。それだけなんですけど。 だって、何千億万人の人が「友達に日本のこと聞かれて上手く答えられなかったんですよ」って言ってるの。そんな、耳にタコてかもはやイカができそうなくらい聞いた台詞を今更、あなたが言う必要ある?この世の…

ニューヨーク・ブランチ・ベーグル・ステーキ・デザート・まとめ2

Part1はこちら 予算は前回と同じ、ブランチ$20~30、ステーキ$70です。 ブランチの時は大抵、コーヒーかフレッシュジュースを一緒にオーダー。料理は、その店での人気メニューを聞くことが多いけど、割と気分で決めたりも。 ステーキと共にワインを注文した…

大したことのない留学感想1(渡米1か月目)

交換留学でニューヨークに来て一か月が過ぎた。間違いなく、人生で一番楽しい一か月を過ごしている。言葉に苦戦しながらも、英語で授業を受け、新しい人々に出会い、休日にはマンハッタンの美術館やジャズクラブに通う生活である。日々、刺激を受けるととも…

どんな人になりたいか考える。

note.mu 久々に心を揺さぶられる文章を読んだ。芸術並みに文章が上手いとか、めちゃくちゃ難解なことを書いてるとか、そういうのはすごいなって思うけど、涙が出そうになる類のものではない。映画も音楽もそうだ。「ハイレベル」なだけでは物足りない。それ…

学生友達に店選びを任せたくない私お薦めNYCレストラン・カフェまとめ

そこそこリーズナブルってのと、一日を有効に使えるという理由で、ブランチが大好きです。 ブランチでは一二杯飲んでもいいってのがまた高ポイント。(というか休日の昼から飲むのがブランチ説。)と、言いつつコーヒーが一番好きですが。 パーティやクラブ…

ニューヨークで起きたこと・フルダイジェスト

来て一週間目で、同じ寮の可愛い女の子にtinderで話しかけられる。英語全然わかんなかったけど、Can I kiss you?からそのまま。 アプリで話してた人から突然、「あなたの誠意を見せて」って言われitunes cardをねだられる。爆※特に最初の頃、アプリをよく使…

自分の好きな人には好かれない

「大人は思ってるより大人じゃない」高校生の頃、ビアンのお姉さんたちと遊んで一番強く思ったことだ。 小さいころから年上が好きだった。同い年の友達もたくさんいたが、私だけ先輩たちに混ざって遊ぶことも多かった。部活のコーチや学校の先生とも仲が良か…

ニューヨークに戻ってきたくて、夢を捨てた話

去年の8月からニューヨークに留学に来ており、今では将来、何かしらの形で戻ってくることを真剣に考えている。 ここは、外国生まれであることもセクシュアルマイノリティであることも、普通の世界だ。そういったコミュニティにわざわざ行かなくても、友達の…

ライフプラン等々雑録

どうもチャラレズなんだか意識高いんだかメンヘラだかわからないこのじゃがいもである。まあ、最終的には食えればよい。 頭の中をすっきりさせるために今日は書く。基本的にこのブログは自分のためのブログだ。思考の渦は止まらない。読み手のことは考えない…

金で幸せを感じてなにが悪い

「稼ぎたい」という人たちを「結婚して専業主婦になりたい」という人たちと同じくらい軽蔑していた。 2017年の転職サービス会社DODA調べによると、40代男性の平均年収は587万円だ。これを単純に2人で割ると、300万円にも満たない。20代女性の平均年収である3…

食欲を満たすように性欲を発散したい

ソムリエに選んでもらったワインとフルコースのディナーは至福のときだけど、真夜中にバカ食いするジャンクフードも結構好きだ。 好きで好きでたまらない相手とのセックスの後はずっとギュッとしていたい一方で、愛のないセックスの後は手洗いとうがいをすま…

バイセクシュアルが嫌い

フェミニストを自認し「バリキャリ」代表格であったトイアンナさんでも、ジェンダーロールの束縛から自らを解放するのは難しかったようだ。 「女性が強くあっていい。守られてくれる男性を選べばいいのだから。きっとこれから3回、4回と結婚することになった…

恋愛は「この人イケる」って思わせたら勝ちのゲーム

17歳の夜、家をこっそり抜け出して、重いクラブのドアを開けたときのことを今でも覚えている。今にすれば、クソガキでしかないのだが、高2で大学生や社会人のお姉さんたちと一緒に遊んでいたあの時期は、自分の人生でもベスト3に入る「毎日がキラキラ(遊ん…

分かり合えないと思ってる人なら分かり合える

一時期、自分について説明するのがめんどくさくて、初めて会った人用にライフヒストリーと簡単な考え方を書いた紙を用意しようかと思っていた。最終的には、今のツイッターやブログの冒頭の30文字の自己紹介にいきついた。 自分のことについてカム(カミン…

トイアンナさんの離婚ブログを読んで泣きたくなった

愛されたいと思って生きてきた。というか、生きている。 この人なら愛せるし、愛してもらえる、という人がいたこともある。 しかし、振られて、私たちの関係はあっけなく終わった。 周りの人たちに死ぬほど心配されたけれど、そんな友人らに冗談を言いながら…