じゃがいも日記

母に顔がジャガイモに似ていると言われましたので

自分の好きな人には好かれない

「大人は思ってるより大人じゃない」高校生の頃、ビアンのお姉さんたちと遊んで一番強く思ったことだ。

 

小さいころから年上が好きだった。同い年の友達もたくさんいたが、私だけ先輩たちに混ざって遊ぶことも多かった。部活のコーチや学校の先生とも仲が良かった。

自慢にしか読めないだろうが、自慢である。自分が好きな年上とはたいてい仲良くなれる。嬉しい。へへん

 

ただ、実際の恋愛となると別である。特に最近、「いいな~」と思う人はもれなく30代以上のため、全くもって恋愛関係になる想像がつかない。

 

ちなみに、17の頃交流をもっていたビアンたちは、23~27くらいの社会人がメインでちょっと大学生たちもいる、という分布だった。

ある日、チェーンのカフェで奢ってくれるというので出かけたら「あのグループが今度イベント開くらしいから、うちらも対抗してあいつら潰そう!」なんて作戦会議に参加させられた。しかも、あっちのグループとこっちのグループのなかには、かつて関係があった人たちや、片思いしている人やら……おいおい、私の高校でもこんな話聞いたことねーよ!そのあと、ご飯は食べずにそっと帰った。

 

もちろん、全ての人がこんな感じだったわけではないが、それ以来、私の中で、大人のボーダーラインは三十に設定されることとなった。

 

話は変わって、この頃、OBG訪問として、社会人経験7~10年の方々にお話を伺っているのだが、毎回「さすが、大人だな~」と思っている。立ち振る舞いもスマートで、お店のセンスもよくて、こんな知らん若造のために時間をとって気も遣っていただいて、本当に感謝と尊敬の念しか湧かない。どんな職につくとしても、こんな大人になりたい。

 

(ただ、年齢の問題というよりは、NYで働いている方がOBG訪問にきた大学生に接している姿と、ビアンたちが「オフモード」でコミュニティで遊んでいる姿を比べること自体が、そもそもアンフェアだとは思う)

 

綺麗ウリしてしまった。

それでも高校生の頃は、なんだかんだ二十代中盤~後半くらいの人に「お、いいな」と思っており、三十代の肌の質感にナチュラルに引いたものだが、今となっては三十代にしか食指が動かない。(ツッコみどころ満載の文章で本当にすみません)

ただ、自分が好きなのは「絶対に10も下の人間は好きにならない」タイプの人たちだ。というか、恋愛感情一切抜きの、純粋に年下を可愛がってくれる人たちの視線に安心して甘えている。

 

タイプに関して書いてみるなどしたものの、しばらく恋愛するつもりはあまりない。それにむしろ、そういった人々に抱いている感情は「憧れ」というほうがしっくりくる。平和な世界。

 

そういえば少し前に、「だんだん好きな年齢層も上昇しているけど、自分が50とか60になったらどうなるの?」という友人の質問に考え込んでしまった。うーん?