じゃがいも日記

母に顔がジャガイモに似ていると言われましたので

世の中の人ってクソな商品とサービス売るために60年も費やしてるの?ー過炭酸ナトリウムによる掃除術の話

こんばんは。昨日は14時間も寝てしまった…!

コロナによる自宅引きこもり生活が性に合いすぎる、、、最高ですね。

 

いや、真面目な話。ゼミや講義をオンラインでやることになったのですが、今のところ、それってメリットでかくない?と思っていて。

つまり、教員や学生の場所を問わないということは、皆好きな場所に住めるんですよ。空間の制約を受けないって、人類の進化の一つの到達点じゃないのかな。

 

さらに言えば、住む場所を問わない、ってことは、教育の機会平等に繋がるんじゃないのかなって思っていて。だって、物価の安い地域の人が、高い地域の学校に通うのって本当に大変なことですよ。

私がNYCの大学に通っていた頃、学校の寮の相部屋で月に1300ドル(13~14万円)くらいでしたからね。一体、地球上のどれくらいの人がここで暮らせますか。

世の中では、さかんに、給付奨学金を充実させようとしていますが、それには限りがあるでしょう。(もちろん、充実させたほうが良いに決まってますが。)

ほんっっっの一握りのエリート(しかも、たまたま裕福な地域に生まれついただけの人間たち)に投資するよりは、地球全体の通信環境を向上させて、(例えば)全世界の図書館とPCなど学習環境を充実させたほうが、結果的により多くの学生が高度な授業を受けられるのではないか、と思います。

技術革新って、そういったワクワクする「より良い世界」のために生みだされてきたんじゃねーのか。

 

さて、ここからが本題ですが。

わたくし、この前、洗濯槽と風呂釜の掃除をしようと思ったんですね。

それで閃いたんですよ。「洗濯槽と風呂釜って同じクリーニング剤でよくね?」と。

だって、汚れの種類も汚れを落とす原理も一緒でしょ?それで、色々調べてみた。そしたら!やっぱり、主成分は「過炭酸ナトリウム」で同じでした。

ところが、メーカーは用途別に別の商品として売り出してるんですよ。

 

しかも!!

過炭酸ナトリウムと界面活性剤や重曹の相性はよろしくない。こいつらを混ぜると、こいつら同士でくっついて泡になるけど、肝心の汚れとくっつかないから洗浄力は落ちる。つまり、過炭酸ナトリウムだけのほうが良いわけです。

ところが、メーカーは、泡立ちが良いほうが消費者が喜ぶから、わざと混ぜてるわけです。(他にも理由があるのかもしれませんが)

んで、実際に、色んなクリーニング剤よりも、過炭酸ナトリウムだけで洗濯槽洗うのが一番汚れが落ちるのですよ。そして過炭酸ナトリウムがダントツで安い。

 

こいつら、詐欺師か???てかね、憤りよりも、私は悲しくなった。

世の中の多くの人が、こんな、「売るためだけの商品・サービス」を売るために、60年間も仕事に人生を費やしている、こんな社会おかしいよなって心底思いました。

そしてね、休日にも、投資だの副業だので小銭を稼ごうっていうメッセージが至る所に溢れている。そして、その稼いだお金でまた、クソみたいな商品やサービスを消費するんですね。

これで、私たちの人生は豊かになるのか??

 

ガラパゴスから帰ってきた矢先にこんなことがあり、「豊かさ」とは何だろうって考えなおしています。少なくとも東京からは離れたいという、今までにないマインドに。

 

てことで、洗濯槽と風呂釜には過炭酸ナトリウムがおすすめです。おわり。