私のクレカなら何枚でも取ってくれ。なんなら、他の観光客のも一枚くらいとっちまえ。
さらっと書いたのですが、帰国3日とか4日前にクレカを盗まれたんですよ。
ATMでお金を降ろしたところから多分、つけられていたんでしょうね。
ホステルに直帰する予定のところを、あまりにも天気が良くて、少し汗ばみつつも、初夏の風はまださわやかで、駅前の広場が賑やかで、このわくわくをもっと味わいたくて、一服するためにたばこ屋に寄ったんですよ。
鼻歌でも歌いだしそうな雰囲気だったのが良くなかったんだと思います。けど、鼻歌が出そうになるほどの上機嫌を抑えてまで、守るものってなにがあるのでしょうか。
まあ、直接の原因は、ポッケに降ろしたての現金(約3000円)とクレカをそのままつっこんでたからだと思います。
とにかく、その狭いたばこ屋を出ようとした瞬間、後ろのお客さん(風の人間)と、たまたま同じタイミングで店に入ろうと(見せかけた)人間に完全に挟まれたんですよ。もう、綺麗にサンドイッチ。私はハム。レタスかしら。やっぱ、もう少し味気のあるもののほうがいいわ。もはや、アボカドとか?
で、その一瞬に考えたことは、「なんだこいつら、人間社会で生きたことあるのか、道ぐらい譲れよ。譲り合い、おもてなし、大和撫子の精神、Japan cultureで殴り倒したろか」
と、支離滅裂なことが脳裏をよぎっている瞬間に、見事に、あるべきものがあるべきはずの場所から消えていました。
その3秒クラッシュ(精神的なものではない)から抜け出して9秒後くらいに、すぐに気づいたので、カード会社に連絡して不正利用もなく、事なきを得ました。反対側のぽっけに入れてたiPhoneが無事だったのが一番の幸い。
そのあとは、両親へ謝罪と反省のメール。詳細は省きますが、色々と面倒をかけてしまったので。そしたら、責める言葉を全く言われず、まあ、言われないだろうとは思ったけれど、改めてありがたい。
と、ここまで述べたように、実質的な被害がなかったからこそ言えることとは重々承知のうえで書きますが、
観光客がぼったくられるのって当たり前じゃない?いや、むしろ、観光客って、この地球上において、一番、お金をむしりとられてしかるべき存在じゃない?
だってさ、いくら海外旅行が身近になったとはいえ、そんな、旅行できるのなんて、ただの金持ちでしょ?バックパッカーだろうがなんだろうが、その航空券は、決して1000円ではないわけで。
金持ちはさ、金を地球に落とせよ。それが存在意義。that' it. 終わり。それ以上でもそれ以下でもない。
残念ながら、資本主義がはびこってしまった2018年現在なので。お金以外の価値を追い求めたいけれど、金持ちはまず、金を落とせ。話はそれからだ。金落とすって投資ちゃうぞ。無駄な出費こそ、最大の世界貢献ですからね。あなたに還元しちゃ意味ないから。
大学生がさ、長期休暇にちょろっと東南アジアでボランティアして、就活のネタにするくらいならさ、同じ金ではっぱでも買って、らりっちゃって、意味が分からなくなるほど楽しくなっちゃって、向こうの、悪党だけど、別に人が悪いわけではないやつらに、身ぐるみ全部剥がされちゃえよ。それこそ、責任も脳みそもない我々が、今しかできないことでしょ?
立派なことは、年取った人に譲ってやろうぜ。叱る役目、あげようぜ。
って、こんなこと口走ろうものなら、多分、母親に「はああああ~~!?」って叱られるから言わないけど。
しかも、先ほども書きましたが、実質私、3000円しか被害がないので。そりゃあ、盗人たちを、リスクの割に3人(もしかしたら4人かも)で割った後の取り分が少なすぎて、可哀想に思える余裕ももてるってもんですよね。ちょっと美味いランチでも食ってくれ。
あと、ゆーて、クレカを使い倒してたのは、不正利用されたときの保証があるからで。しかも、海外旅行保険も入っているので。
トラブルがあったときにサポートしてくれる人もいる。
甘ちゃんなんです。彼女にも指摘されましたが。結局は。だからこそ言えること。
けどね!!だからのだからこそ、せめて、自分より経済的状況が悪い人たちの行動になにか言いたくはないのです。むしろ、合法的な方法で、見えない形で、搾取している側こそ悪質じゃない?つまり、われわれ、少なくとも私です。
どうすればええねん、悪者なんて嫌だよふええんとかね、無理!こうやって生まれついた時点で、罪を背負ってますから。罪悪感を和らげたいなら、紙(神)でもほーほけきょ(仏)にでも頼ってくれ。
それか「空飛ぶじゃがいも教」にお布施を。
ロシアに落としてくるので。
だから、せめて、自分よりましな悪党の生活を助けたくらいでガタガタ言わない。
しかもね、株や事業の失敗で破産はあるけど、海外旅行で破産はないから。
よろしくぴ。
船に乗りたかったし、馬で駆けたい人生だった。あと、カジノで勝った話。
ニューヨーク留学が終わり、ヨーロッパ放浪の手始めとして向かったはずのロシアにそのまま約2か月滞在して、昨日、日本の地元に帰ってきました。
(注:この記事はしばらく下書きに放置されていました)
ロシアのサンクトペテルブルクにいる間、ネヴァ川を見ながらよく、くるりを聴いていて。
高校生の頃、アルバムを貸してくれた友人にそれを伝えたら「くるりが染みる恋っていいね」と、いろいろと感慨深い言葉が。
神様ほんの少しだけ 絵に描いたような幸せを 分けてもらうその日まで どうか涙を溜めておいて
気づかないような隙間に咲いた花 来年も会いましょう
あぁ 夢ならば醒めないでよ はじけ飛んだ 綿毛のような心
次のバス停まで歩こうよ
ここはまだ旅の途中だよ
僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって
ひとつめはここじゃどうも息も詰まりそうになった
身ぐるみ全部剥がされちゃいな
やさしさも甘いキスもあとから全部ついてくる
卒業してもずっとやりとりしている高校の先生と、鄭和の話になったことがあったんですよ。世界史は特に好きな科目だったんですけど、中でも、船乗りだったり、騎馬部隊だったり、「周辺」民族の歴史に思いを馳せる時間が受験の息抜きでした。たぶん、それは私自身が外国人として生きているが故のシンパシーってこともわかってて。
私のことをパーリーガールって認識している友人に「生まれ変わるなら、船か馬に乗りたい」って言ったら「本当かよ」って思いっ切りつっこまれました。
別の文脈で、彼女にも同じことを言ったのですが、そのとき「安定したくないの?」と聞かれ「城作って閉じこもるなんて狂気の沙汰だよ」と答えたところ、「それは、生活があるからこそ言えることだよ」とずばっと。
本人に許可をとっていないので、詳細は省きますが、まあ、彼女にそれを言われると…ってぐさっときましたね。
ただ、飽き性なので、特に若いうちは3~5年で住む場所を変えたい気持ちはある。それか、世界に拠点を何個か作って、数か月ごと、その土地のベストシーズンだけ滞在しようかな…。
ちなみに、別の友人には「各大陸超えて、各国に彼女作りそう」って言われました。そ、そんなちゃらくねーし!!
みんな、私のくそれず話を飽きもせず聞いてくれる良き友人です…本人たちは数年ごしの彼氏がいるんだけど、あれ、これも、自分の確固とした基盤があるからこそ、違う人生を楽しめるってやつかな。なんにせよ、これからもよろしく。
以前、さらっと書いたのですが、ラスベガスのカジノで、300ドル勝ったのですよ。
「どうせなら派手に散って話のネタにでもしてやろう」と思い、一気にルーレットに100ドルを置いたんですね。いや、まず、換金するタイミングも、渡すタイミングも分からなかったので、ディーラーに助けてもらって。台の人たちにも「アジア人の子どもが遊びにきたよー」って一瞥をくれられました。
そしたら、当たり。200ドルになりました。
そこで、止めようと思ったのですが「いや、ここで終わっちゃつまらない」と、しかも、なにを思ったかその200ドルをもう一回差し出しました。
運が来ました。400ドルゲット。
いや、あのドキドキは何にも勝りませんね。しかし、女、酒、たばこ、ギャンブルって役満はさすがに出せません。後者二つに関しては、やめました。
お金の使い方の流れで、この話を彼女にしたとき
「お金を儲けようって思ったときじゃなくて、他のもの、例えば、好きな人と過ごす時間だとか、自分をケアするためとか、あとで話にできるような経験のために使ったお金は、なんだかんだ後から戻ってくると思ってるんだよね。それに、お金は使うものだよ。貯めるためのお金なんて、馬鹿らしくない?」
といったのですが、彼女には
「そうね。あと、願っていないものは簡単に手に入れられる。
本当に願っているものは得られない」
と言われ。
ネガティブ、ポジティブの言葉で済ませてもよいんですけど、この話からそういうことを言ってくるとは思ってなくて。(他の人に話すと、盛り上がって終わる)
先日、カズオ・イシグロの本を読んだ後に「運命が不可避ならば、なぜ、人はより良く生きようとするのだろうか」としばし考えたことがありました。
実は、私にとって、この問いは、ずっと繰り返されてきたものなんです。たぶん、哲学をかじり始めた高校生くらいから。
ただ、この問いは、「運命は不可避」って前提を共有しないと成立しなくて。そこをどれだけ、肌感覚で理解しあえるかって、そういうところなんだと思います。
取り急ぎ近況報告と最近の心境
ってどこの芸能人ブログって感じですけど。
そろそろ、書かないと、このまま一生お蔵入りしそうだったので。
本当は、いろんなことを書きたいのですが、内容が満載すぎてなかなか筆が進まず…。(だいたいのことはTwitterで呟いてます)
ってことで、今日はリハビリとして箇条書きでささっと。
ちなみに、ここ数か月更新してなかったのは、私より一足先に帰国した友人にパソコンを手荷物で持ち帰ってもらったからです。ヨーロッパ…てかロシア滞在中は学校用リュック一つで済ませてました。
1.無事、ニューヨーク留学を終え、東ヨーロッパ放浪の手始めとしてモスクワに行く
2.ティンダーの女の子を追いかけて、サンクトペテルブルグに行く
3.他の子を好きになる
4.その子に好かれる
5.3日の予定が、結局2か月くらいロシアでだらだらする。
いや、本当は、
一目ぼれした子のこととか(今好きな人とは別)、
ロシアのレズクラブの話とか、
凄まじい苦労話をもつレズ友達の話とか、
なんか知らんけど、ロシアのレズ界もくっそ狭かった話とか
ノンケ女友達同士が付き合って片方がメンヘラ化した話とか、
ホステルで出会ったイスラム教徒に絡まれて、最終的にキスされそうになった話とか
役者志望の女の子に会って、うひょうひょしてたら、帰国の便を逃した話とか(違う)
ウーバーのドライバーがグーグル翻訳を駆使して口説いてきた話とか(挙句の果てに連れ去られかけたこととか)
あ、クレカも盗まれました。
区画全体でお湯も出なかったし、
ホステルの住所間違ってて、1時間とかざらに迷ってたなあ。
その最中に出会った人々…とくそな私。(案内してくれた15.6歳の不良少年二人に、お礼としてタバコをあげちゃう悪い大人。だって、私がなんか言ったところで、ねえ。)
あとは、ホステル探してる最中に会った知らん人の家でそのまま夕飯、ワインをご馳走になったり(してたら、彼女との約束に遅れた←やっぱクソな私)
ポリアモリーカップルの友達がいたんですけど、お泊りに行ったら、彼女、てか奥さん側に抱きつかれたり
深夜3時に空港行きのバスが来なくて、どっかから現れた神の使いを名乗る青年に、他のバス停を案内してもらったこととか。。。
書きたいのですが、そこらへんは、小説化乞うご期待。
与太話としましては、先ほど、1年というか1年3か月前の失恋後、聴きながらぼっろぼろぼろ泣いていた曲を鼻歌で歌いながらお風呂に浸かれるようになっただけで、この1年は大きな意義があったのではないかと思いました。
ちなみに、スキマスイッチの「奏」です。他、思い出の失恋曲は、平井堅の「瞳をとじて」、山崎まさよし「one more time, one more chance」です。まんま、あるラジオ番組の「失恋ソング」テーマ回に、はまりました。
あと、ラインソングを一時期、Maroon5のSugarにしていたことも。
普遍には自分も含まれるんだなぁ。。。私も、しょせん、青二才。
失恋から完全に立ち直ったと言えるようになったあと、好きな人ができて、本当によかったな、と思っています。友人には「適当な新しい恋で傷を癒すのもありじゃない」という割に、自分のことになると、相手に失礼な気がするんですよ…妙なところで真面目。
ま、正確には、「もう恋なんてしない」なんて口走ってただけですが。笑
と、こんな感じで。
私のかつてのホームタウン名古屋は40度を超えましたが、皆さまご自愛ください。